カテゴリー: 車両研究, WoT

Object.263

 

諸兄はサイボウズっていうグループウェアを知っているだろうか?まぁ調べてみればわかるが、グループ内に所属している人同士で情報のやりとりをできるアプリのことだ、なんでこんな話してるかっていうと家のブログにサイボウズからのアクセス記録が残っていた。もしや会社の人にバレたんではないかとちょっとビクビクしてる。

さて、それはさて置き今回研究するのはソ連Tier10駆逐戦車「Object.263」だ、初見殺しにも程があるその装甲配置、研究しなくてはなかなか貫通させることは難しい。

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車体正面は驚きの400mm近くの装甲厚を発揮し、Tier10戦車でもごく一部しか貫通することは難しいだろう、戦闘室正面は比較的柔らかめだが、それでも350mm近くの厚みだ、ものっそい硬さだな。

弱点としては2箇所あり、車体下部がまず一点、ここは150mmの傾斜となっており、概ね200mmといったところ。Tier9でも十分貫通し得るほどの厚みしかないが、ここを狙うのは実は至難の業。このObject.263はRoFも高いため、落ち着いてコイツの弱点を狙う機会ってのはなかなかない。

また機動力も並みのTD以上に確保しており、車体を左右に振られたりすると思っている以上に当てにくかったり、妙な角度で弾かれてしまったりする。

もう一箇所は防盾だ、画像では真っ赤な表示になっているがあんまり気にしないでくれ、防盾の裏には装甲板が配置されておらず、防盾に頼り切った装甲厚になっている。なのでここは270mmの空間装甲1枚ってことだ。ここでHEATだった場合は少し貫通力が落ちることを考えてちょっとだけ計算してみる。

250mmの実厚+傾斜で270mm、着弾後の貫通力減衰で0 ~ 40mmほどの貫通力を持ってかれる。そのためHEAT弾でここを撃った場合の実厚はおおよそ310mm ~ となり、下振れすれば非貫通は避けられないだろう。だが高ティアのHEATはだいたい330クラスの貫通力を保持しているものが多く、角度がついていなければ十分貫通させることはできる。と思う。

もう一箇所一応弱点と呼べるかどうか微妙なところだが、ほかの箇所よりは薄いところがある。見てわかるとおり戦闘室と車体正面の境目、垂直になっている部分だ。投影面積が非常に狭く、動かれたりすると当てにくいこの部分だが、垂直ということもあり実厚の250mmぽっきりとなっている。

とは言えど250mmは案外硬い、Tier10ならば狙う価値もあるかもしれないが、Tier9やTier8ではここを狙うよりは素直に車体下部、もしくは高ティアの味方にコイツの処理を任せる他ないだろう。

さて側面を見ていこう。

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まぁ正面があんだけ硬いから側面はさすがに柔らかいな、全面60 ~ 80mm構成で履帯部は20mm換算だ。言うまでもなくHEATで変なところを撃たない限りは格下Tierでも貫通は容易だろう、側面を取れば殺れるっていうのはコイツのことだ。

ただちょっと前にも言ったとおり、コイツはコイツで結構な機動力を備えていることを忘れないように、側面取れば勝てるとNDKをしようとしたら、思ったより回転が速くて追いつかれたやられてしまった~なんていうのはおそらく珍しくはない。

 

とまぁ装甲厚に関してはこんなところか、最後にまとめて終わりにしよう。まぁまとめるとこんな感じ。

  • 車体正面・・・390 ~ 410mm
  • 車体下部・・・190mm
  • 戦闘室正面(傾斜部)・・・350mm ~ 370mm
  • 戦闘室正面(垂直部)・・・250mm
  • 防盾・・・250mm ~ 500mm
  • 車体側面・・・60 ~ 90mm

こんなかんじだな、補足になるが防盾はできる限り上の方を狙ったほうがいい、下の方は防盾以外にも装甲が配置されているらしく、部分的に700mmを超える箇所すら出ている。

 

攻撃力の方もサラっと触れておこう、この車両に備わっている砲は130mm砲で、各砲弾の貫通力は「AP290/APCR330/HE75」だ、単発は550でちょっと低いが、RoFは5.61発と結構早い。精度は0.32、収束は2.5秒と高ティアのソ連基準で考えてもまとまった性能と言えるだろう。

APが290っていうのも魅力だが、330がAPCRで撃てるっていうのも大きな魅力だ、履帯に吸われる事なく超弾速の砲弾を敵にお見舞いできるってわけだ。

 

残念ながら俯角は4度しか取れず、左右の砲射界も7度と少し狭い、平地での速度は55kmとなっているが、これが本当かは乗った人しかわからんだろう。全体的に起動力を活かしながら攻撃的な運用ができる数少ないTier10TDのように見て取れる。

ちょっと乗りたくなったな。いずれ作るつもりだし楽しみだ。

 

 

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七号戦車 Löwe

八号戦車Mausと七号戦車Löwe

Loweじゃない、ローウェじゃない、レーヴェ(Löwe)だ。ドイツ語でライオンの意を持つこの車両は、第二次世界大戦後期のドイツ重戦車開発案の一つである、総統閣下一押しのMausの開発もあって、そっちに経費を持ってかれた不運な車両である。

 

ソ連のKV-1やKV-2、ISといった強力な重戦車に対し、ティーガーを投入したドイツ軍だが、ソ連はそれをさらに上回る重戦車の投入を必ず行ってくると確信していた、そこでそれよりもっと強いのを作ろうというわけで計画されたのが本車である。

 

仮名称はVK70.01で、正式名称は七号戦車 レーヴェ(Löwe)となる。この計画では70トン級の軽レーヴェと90トン級の重レーヴェの二通りが開発される予定で、総統閣下からは「より強力なものを開発せよ」と支持を受けていた。という訳で重レーヴェの開発案をもとにさらに上のVK72.01(K)が開発されることになった。

これが本ゲームに登場するレア車両、Tier10ドイツ重戦車 VK72.01(K)の正体なのである。ちなみに本車は軽レーヴェ案の方で10.5cm砲を搭載予定であった。

 

というのがレーヴェくんの説明。外見上から分かるように、今までのドイツ戦車とは少し違う設計をされているのがわかる。これは本車の設計として、「砲塔は被弾経始に優れた曲面構成」にするというモノから来ている。

 

WoTではTier8ドイツ重戦車(課金車両)として登場する。

砲性能は貫通力がべらぼうに高く、AP234/APCR294と課金弾に限った話では300にも達する勢いだ。単発火力は320と標準的で、精度は0.33収束は2.9秒とそれなりに使い勝手の良い砲に仕上がっている。また、シェルスピード(弾速)もかなり早く、遠距離での偏差射撃も難なくこなすことができるだろう。

ただこの砲には弱点があり、RoFが低い、それに伴いDPMも低い。これが弱点だ、100%搭乗員で換気扇・ラマー、セカンダリスキルの戦友を付与して再装填にかかる時間は9.9秒らしい。一見遅くはないと思うかもしれないが、同等のダメージを持つTiger2はおおよそ8秒ちょっとで1秒も差がある。

防御力の方はドイツ戦車としてはまぁまぁ硬く、車体をうまく隠すことができれば砲塔に備わった優秀な被弾経始が守ってくれるだろう。とはいっても被弾経始も無敵ではない、中途半端に丸みを帯びた砲塔は実は弱点だらけで

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見てわかる通り砲塔の根元からちょっと横にかけて120mm ~ 160mm程度で貫通可能な箇所が多く存在する。WoTのモデリング的に仕方ないところがあるにしたって結構柔らかい、Löweを使ってハルダウンするときは硬いのは防盾周りのみと覚えておくとより丁寧に立ち回れるだろう。

 

とは言ったものの、防御力に関して言えば標準的な重戦車レベルにはまとまっている、ドイツ譲りの使い勝手の良い装甲配置も健在だ。機動力の方は絶望的、とまでは言わないが遅い。平地での最高速に不満があり、加速も鈍い。ちょっとした陣地転換を行うときもも早め早めの判断を行わなければならないだろう。

 

総評だが、確かに扱いの難しい戦車だ、砲塔が硬く、車体はそれなり、貫通力の良い砲は格上に対しても効果的ではあるが、機動力が低い分他の車両と違い的にされやすい。微妙なDPMのせいもあってか効率的にダメージを稼ぐ方法がよくわからなくなってきている。乗るからにはそれなりに扱えなければ戦果を期待することはできない。

よく研究してから乗ればよかったと今更思っているよ。

 

 

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IS-5(Object730) 装甲配置

手に入ったぞ~、研究だ研究。

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車体正面の橙色(オレンジ)の部分は120mm、砲塔正面は赤色が200mm、濃い橙色が130 ~ 150mm、黄色が90 ~ 100mmといった感じ、なお砲塔正面にある緑色の部分防盾で60mmだが、その裏にはしっかりと200mmの装甲厚が付いている。

2枚面の画像の車体側面で、上から順に橙色120mm、緑色は空間装甲で30mm、黄緑色の部分は車体側面で80mm、下の緑は16mmとなっている。空間装甲の裏側は120mmではなく80mmの車体装甲となっている。履帯は20mm換算だ。

車体

  • 橙色・・・120mm
  • 黄緑色・・・80mm
  • 緑色・・・16mm/空間装甲30mm

砲塔

  • 赤色・・・170mm ~ 200mm
  • 橙色・・・130mm ~ 150mm
  • 黄色・・・ 90mm ~ 100mm

箇条書きにするとこんなもんだな。

 

 

 

 

 

 

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では実際の傾斜込みでの厚みも見ていこう。

車体正面は結構傾斜がキツく楔型の先端の実厚は220mm近くになる。そこから肩の方に向けて行くに厚くなり、肩付近の厚みは270mmにもなる。なおドライバーズハッチは140mmと結構薄めだが、範囲が狭く角度がキツメなので狙うのはおすすめしない。

車体下部は120mmの厚みをみっているが、上部より傾斜がゆるいため実厚は170mmがいいところだ、ここはIS-3と違って明確な弱点と呼べるだろう。

砲塔正面は非常に堅牢で防盾回りは270mm ~ 350mmとIS-3より厚い、そのためTier9以上のTDクラスでない限り砲塔正面を貫通させることは難しい。ただし注意しなくてはならないがキューポラ及び天板の厚みが極端に薄い。

キューポラ本体は小さいものの45mm程度の厚みしかなく、ここに直撃弾を受けた場合は問答無用で貫通するものと思っていいだろう。またIS-3と同じく天板の厚みがたった「30mm」しかなく、90mm以上の砲口径を持つ車両の場合高確率でここを貫通できる。

外見上の違いで砲塔天板やキューポラも頑丈になったのかと思ってしまうが実は違うってのを覚えておこう。

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側面から見るとこれがまた面白い装甲配置で、車体側面は極端な傾斜のついている部分と直角の部分があり、それぞれの実厚は大きく違ってくる。

画像の白い点を見て欲しいがあそこの部分は極端に傾斜がついている箇所になる、そのため角度が少しでも付いたりすると実厚の何倍もの厚みになる。が、上の部分は120mmの装甲厚がそのまま出ているため、傾斜込みで見ても150mmだ。

履帯裏の装甲厚は実はかなり薄く、結構な角度を付けても案外貫通できたりする。25度ほど車体を傾けた場合でもここの厚みは170mm程度で、履帯の厚みも換算して190mm。IS-5と相対した場合は側面装甲を撃つのであれば履帯部分を狙うと良いだろう。

車体装甲

  • 正面・・・220mm ~ 270mm
  • 正面下部・・・160mm ~ 200mm
  • 側面上部・・・150mm ~ 180mm
  • 側面下部・・・20mm ~ 100mm
  • 背面・・・60mm ~ 75mm
  • 天板・・・16mm

砲塔装甲

  • 砲塔正面・・・240mm ~ 350mm
  • 防盾部分・・・200mm ~ 280mm
  • 砲塔側面・・・140mm ~ 250mm
  • 砲塔背面・・・100mm ~ 120mm
  • キューポラ・・・120mm
  • 天板・・・100mm(元の厚み 30mm)

まとめるとこんな感じだ、あくまで大体の目安として捉えておくれ~

 

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IS-3

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拠点戦やCW、トーナメントやランダム戦でもどこでも使い勝手の良い安定性でWoTクラン・チームから多大なる信頼を得ている当車輌。最近HD化されたことも相まって非常に見てても使ってても楽しい。

IS-3の生まれはIS/IS-2と同じソビエト連邦。IS-3という名でもあるがスターリン3型重戦車とも呼ばれている。当時のソ連の傾向として、傾斜装甲を多用している傾向にあり、この車両は特に前面装甲にそれが現れている。砲塔も押しつぶされた形状で多方向からの被弾に対して効果的な防御力を発揮する。

また、正面の厚みや砲塔の防御力に反して車体総重量は45tとパンター戦車と同程度と非常に軽かったが、その犠牲として内部容積(車内の広さ)は極端に狭かった、これは搭乗員の戦闘行動に支障をきたすレベルで、実際装填速度に影響が出ることもあった。

 

また、戦勝パレードでこのIS-3が52輌が披露され、この先進的なデザインと巨大な砲にアメリカ・イギリスは度肝を抜かれてM103やコンカラー等といった重戦車を開発されるきっかけにもなった。

 

WoTでは最初に書いたとおり非常に信頼の置ける車両として活躍している。

車体正面装甲は概ね200 ~ 230mmとそれなりに分厚く、跳弾を誘いやすい形状をしている。が、独特な楔型の装甲配置で実際のところ使いづらかったりもする、車体下部は実は正面上部と同程度の厚みを持っている上に傾斜がキツく、実は弱点とも呼べないくらい硬かったりする。おおよそ230mm ~ 240mmくらいってところだ。

 

側面装甲は履帯部と車体部があり、この二つでは厚みが大きく変わる。履帯がある部分は履帯+側面装甲90mmの実厚110mmとまぁそれなりではあるが、履帯より上の部分は車体に見えて実は車体ではない空間装甲と傾斜のきつめな車体側面装甲で守られている。

この部分のおおよその厚みであるが、実際のところ約160mmと非常に厚い、この厚みはTier9HT並もしくはそれ以上の防御力であり、これはIS-3の特筆すべき点である。ブタメシをとった場合極端に分厚い側面装甲は砲塔の硬さといいかなりしぶとく耐えることができるだろう。

最終砲は122mm砲、であるがISのモノを改良したべらぼうな砲だ、単発火力は変わらないが貫通力が大幅に引き上げられ「AP225 APCR265」となっている、マスクデータで値をいじられているのかわからないがISの122mmとは格段に違う使い勝手を誇る。

ただ弱点はある、安定性との引換としてRoFが落とされている、その発射数1分間に4.5発、Tier8の中でも結構低めだ、ただしこれは1枚の場合であって、CWやトーナメントでは複数枚で使用されることが多い。単発火力をまとまった枚数で運用した場合、ターゲット集中次第では高DPM車両よりよっぽど強い。

 

また、前身であるISの強みである機動力も順当に引き継いでいる形になっている。平地での最高速は38kmでないにしろ30km以上は安定して出せる。CWやチーム戦で信頼を置かれているのはこれが大きな要因なのではないだろうかと思う。

安定していて単発火力の高い122mm砲、そして跳弾を誘いやすい車体装甲をそれなりの速度で運べる機動力、Tier8重戦車の中ではかなりまとまった性能を魅せるものだ。

 

まぁ実際に乗って、CWやチーム戦で運用してみればわかるが実際このIS-3が大挙して押し寄せてきた場合、Tier8では止めるのが難しい。パワープレイと言われればそれまでではあるが、マップによってはゴリ押しになるんだそれは仕方ない。

IS-3は強い、乗ってみればわかる。まぁ私好みではないがね。

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T-54 納車

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もちろん最終状態での納車だ、前から気なっていた車両ではあったし100戦乗るのが楽しみだ。T-54の有名さについては戦車を知る上でT-34や3号戦車と同じくらい重要な戦車だ、もちろんルノーFTも重要だがこれは「主力戦車」の先駆けとも呼べる位の代物だ。

 

ソ連戦車の基本とも呼べる隠蔽率を活かす戦いや、T-44やT-43から可能になったそこそこの装甲厚やバランス性能を生かした白兵戦ももちろんできる、また車体装甲は今まで以上に信頼できるものになり、Tier9MTとしては比較的優秀さを見せる。

 

基本的な考え方はT-44に似ており、T-44と違い砲の貫通力の向上や機動力・防御力の向上を図られているため扱う上ではT-44を通ってから使用したほうが違和感は少ないと思う。性能を詳しく見ていこう。

まずは防御性能、1枚目は素の装甲厚になる。車体正面は120mmの傾斜装甲で、側面は80mm。履帯は20mmの装甲厚として換算される。砲塔正面装甲は200mmと非常に分厚く、一部格下の車両では貫通させることは難しい。

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基本的に撃ち合いになった場合は車体正面を撃つことになるが、問題はほかの車両と違い明確な弱点が少ないことにある。車体正面の上部・下部共に120mmでしかも傾斜角もほぼ同等、つまり車体正面は均一な装甲厚を発揮する。

傾斜込みでおおよそ200mm前後になるが、車高が低いため大抵は打ち下ろしの角度になる。そのため傾斜が打ち消され、実際のところは190mm辺りになるだろう。ただ中戦車としては十二分な防御力のため、非常に使い勝手が良い。

あくまで190mmというのは真正面0度から撃ち込んだ場合のみであり、実際は小回りの効くこの車両を移動されながら撃つことになる。そのため実際のところ実厚は200mmを超える場合が大半だろう。格下で当たった時は狙う角度を慎重に選ぶように。

 

 

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側面装甲は80mm、一部30mmの部分もあるが極端に範囲が狭いため滅多なことでは狙われないだろう。履帯は20mmの空間装甲として使われるため、実際に撃ち込む場合は100mmの貫通力が必要になる。このティアまで来て貫通力100mm以下の砲も滅多にないが、側面だからといって榴弾が貫通するわけではないことを覚えておこう。

 

砲塔正面装甲は堅牢の一言、Tier9MTとしては破格であり、その実厚は230mm ~ を超えるとともしばしばだ。ただ200mm+傾斜と言ってもお椀型砲塔だ、まっすぐ撃ち込まれた場合は装甲厚そのままで200mmとなってしまう。ゆっくり狙いをつけられないようにこまめに動く必要があるだろう。

 

と、防御力の方は優秀なのがわかっただろう。全体的に堅牢で、MTとしては高水準な防御力に仕上がっている。

 

次は攻撃力。最終砲は「100mm D-54」と「10mm D-10T2C」があるが基本的には後者を選ぶことになるだろう。この2つの砲の違いは何かと言われるとまぁいろいろあるが使い勝手だろう。

D-54は通常弾の貫通力がD-10T2Cより18高い219となっている。これはTier9MTの標準的なAP貫通力で、当たるティア的には必要十分といった感じ。だが貫通力「18」のために精度・収束・RoF・重量がD-10T2Cより劣っている。収束は2.9、精度は0.39、RoFは毎分7.32発となる。

一方D-10T2Cは収束2.3、精度0.35、RoFは毎分7.69でこの性能はTier9MTとしてはそれなりに高水準である。D-54の精度0.39では遠距離射撃はもちろん中距離での射撃にすら支障をきたしてしまうレベルで悪いと言えるだろう。恐らくマスクデータである移動中の砲拡散率なども細かな違いがあるのだろうが残念ながら私は知らない。

ただどちらの砲も課金弾がHEATで貫通力が「330」もある、これはかなり強力なものなのでどうしてもAPの貫通力が220くらい欲しいとか、D-10T2Cの開発が終わってないけどD-54は終わっているっていう人であればD-54の使用も良しだろう。そこらへんは好みで使い分けてくれ。

 

で、機動力。平地での実用速度はおおよそ50kmで決して高すぎるという数値ではないが加速や履帯性能が優れている。長距離の移動でもあまり苦労することはないが至近距離での白兵戦の時はこの機動力が助けになってくれるだろう。

 

総合的に見て非常に高水準。E50とは違った意味で強いし運用次第ではE50以上の戦績を叩き出すことだってできるだろう、ただ誰が載っても強力ってわけにはいかないのでしっかりと前提車両であるT-44やT-54Lwには乗ってこの車両で活かせるような立ち回りを研究していこう。

 

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E100 納車

我がガレージにE100がやってきた。ドイツ重戦車シリーズの最終到達地点であり、Eシリーズの中で最も重量級の車両だ。まぁちょっと計算違いだったのは搭乗員が合計で6名だったところ、これにより1名の不足が出てしまい、本来であればE75の乗員を連れて来る予定だったのが別な車両から1名引っ張り出す羽目になった。

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まだ10戦しか乗っていないが、だいたい感じはわかった気がする。ドイツ重戦車らしい小刻みな動作が求められる車両に感じた。車体装甲は非常に堅牢ではあるが、正直言ってちょっと付与しすぎている感がある。正面上部の装甲厚だけであればE75ですら十分であったのにこちらはそれを上回る装甲厚を持つ。

車体上部はおおよそ340mmほどの実厚を持っており、この車体正面上部を貫通させることは非常に難しい、極端に貫通力の高い高ティアTDでもない限りは貫通させることは不可能だろう。ただ車体下部に関しては実厚220mmと上部に比べて薄い、そのため格下Tierからでも貫通が可能な弱点になる。

側面装甲はE75より一回り上の厚みを有している。サイドスカート60mm 車体側面120mmで合計側面装甲厚は180mm、履帯とサイドスカートが被っている部分は履帯装甲厚40mmも加わり220mmを越す。この厚みで豚めしをかければ同格の重戦車でもこいつを貫通させることは難しくなる。

 

車体に関して言えば正直文句のつけどころのない優秀さを誇る。非常に堅牢だ。

ただしE75とは違い、砲塔の防御力が低いのがこの車輌の欠点になるだろう。なんで?素の装甲厚250mmもあるやん、なんでやと思う人も多いと思うが、E75の砲塔正面とE100の砲塔正面、どちらが貫通させやすいかを考えてみよう。

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極端な例ではあるが、330HEATを砲塔正面のみに撃たれた場合だ、どちらも貫通することに変わりはないが圧倒的に被断面積がE75の方が小さいのがわかるだろう。E75であれば主砲防盾でHEATを吸う、吸収するなんていう芸当も容易ではあるがE100ではそうもいかなかった。

また、E75とE100の違いとして実はE100よりE75の方が砲塔の装甲厚自体も高いのだ、それに加えて砲塔を正面から見た際にE75の方は側面が見えており、そこに当たると500mm近い防御力も発揮することがある。こう考えるとE75が強いのは割と当たり前の話なのだと思うね。

 

 

ただE75よりE100が圧倒的に優っている点がある。それは単発火力の高さだ、E75は単発490の再装填約13秒、これに対しE100は単発750の再装填約16秒。HTの殴り合いでは再装填時間も大事ではあるが単発火力も非常に大事だ、E100の場合同格HT全ての単発火力を上回っている。

ただ砲の性能自体はそれほど良いものではない精度は0.38→0.4に落とされており、遠距離では致命的といっていいほど安定性に欠けるものとなった、また課金弾の弾種がHEATということもあり弾速が遅めだ、高貫通力を保持したまま遠距離での砲撃をこなすというのは難しくなってしまった。

 

機動力は巨体の割にはスイスイ走り、平地での最高速は30kmにも及ぶことがある。基本的な移動に不自由することは少ないが、若干行軍に遅れてしまうこともあるだろう、ただ最前線へ向かうだけの機動力はあると言えるので、これはある意味Eシリーズ重戦車の正統進化と言っても過言ではないのかもしれない。

 

 

総評ではあるが、E75とE100、この2両は同じ技術ツリーのルートを通っているが正統進化というわけではなく、それぞれが得意とする場面が存在する。E75はE100より柔軟性に長け、遠距離や中距離、ましては至近距離の殴り合いすらこなすオールラウンダー。一方E100は遠距離での砲撃能力を捨て、至近距離での殴り合いに特化したインファイター型、高耐久に加え圧倒的といっていい車体側面装甲、単発火力で敵をなぎ倒すのがこの車輌の役目だ。

 

このEシリーズルートを通って思ったことだが、Tiger1→Tiger2は非常に正統進化で、車体装甲厚を使い砲塔を極力さらさない戦い方を求められた、それがE75になり砲塔の防御力が堅牢になってドイツの重戦車らしからぬ強引なプレイもできるようになった。

E100はどちらかというとTiger系のように砲塔を極力隠すような装甲の活かし方を求められる気がする、まだ少ない戦闘回数ではあるが過去の経験からみた私なりの見解だ。

 

 

 

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まぁMバッチの方は割とすぐ取れたんだがね、試合数は5戦目、取得経験値は1200とそれなり、与ダメ5400観測1550。装甲で阻んだダメージは4910とそこそこといった感じ、E100はE100でいい車両だ、ドイツ重戦車の集大成とも呼べるかもしれない、今後もE75共々長く乗っていくつもりだ。

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3号戦車

個人的に好きな戦車の中で、Pantherに次いで好きな戦車だ。第二次世界大戦中のドイツ戦車の中でも1・2を争うくらい大事な戦車なのに意外と知っている人は少ないといった戦車。多分みんなのイメージは4号戦車や虎に行っているんだろうな。

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3号戦車は対戦車戦闘を行うために開発された戦車だ、基本的には4号戦車とあわせて運用することを想定している。この戦車の一番の特徴は「5人乗り」であるというところ、今までの戦車では大抵が4人乗りで、車長が何かしらの職務を兼任する形になっていた、それを5人にすることにより、全搭乗員が各々の職務に専念することができるようになったのが5人乗りの特徴だ。

ただ生産の時期が遅れたために他国の戦車に対して思ったより効力を発揮することができなかった、それに加えて装甲自体はあまり強固とは言えないかったので対戦車砲やらなにやらに簡単に撃破されていた。そのため支援車両として開発された4号戦車に主力の座を譲ったのだ。

 

結果として大きな戦果は多くないが、この車輌の足周りは機動戦闘用に設計されたもので、車体を流用し別な運用ができる派生車両が生まれた。それが皆も知っているであろう「3号突撃砲」だ。3号戦車と違い主砲が強力であった3号突撃砲は、ドイツ戦車の中でも生産台数が多い車両として有名だな。

 

WoT内で3号戦車はTier4中戦車として登場する。史実の3号戦車E型以降の車両と思われる。主砲は基本的には5cm対戦車砲もしくは7.5cm榴弾砲を搭載することになる。

攻撃力に関しては足回りをうまくいかせないことには発揮することは難しいだろう、5cm砲は貫通力が低く、課金弾を用いない場合は格上に対してあまり強くない、7.5cm榴弾砲は精度・照準時間・再装填の隙が大きいため撃ち合いには向かない。

機動力を活かし、側背面に回り込む機会を作ることができればこの車両はいい爆発力を生むだろう。防御力の方は車体正面は一部70mmとTierにしては結構硬い、ただ砲塔の装甲は大して硬くないので相手が狙ってこないことを祈ろう。

機動力は平地の実用速度が55 ~ 60kmと中戦車としては快適の一言、頻繁な陣地転換にも視界取りにしても充分可能な速度で走ることができる。履帯性能も悪くなく、不整地でもそれなりの速度を維持しながら進むことはできる。

視界の広さこそ330mとあんまり広くはないが、カニメガネを使用することで大幅に広げることができる。隠蔽率も悪くなく、いろいろな運用ができる。

 

 

Tier4にしてはまとまった性能になっている数少ない車両の一つだ、機動力・防御力・攻撃力もTierより少し上くらいのちょうどよさ、隠蔽率も比較的悪くなく中戦車として行動したり、軽戦車の代用として運用したりと自由度は高い。俯角も8°取れるので地形対応力もそれなりといった感じ。中戦車や軽戦車の練習をしたり、基礎を固めるには結構適任な車両なのかもしれないな。