CWCの思い出

CWCが終わってから暫く経って景品の車両も配られた。今はそれぞれが車両を楽しんだり、CW中の緊張をほぐしていたりするんだろうな。今回はKV-4 Kreslavskiy?を選択した、IS-5とCheiftain/T95はすでに持ってるしね。

KOIKEとしては車両がほしい人は全員が取得できたし、まぁ上々な出来だったんじゃないかな、仕事で忙しかったりして後半にポイントを稼がせてもらった、でもまぁポイント調整ができるのはクランのポイント管理者がやり手だったって話だ。

さて、車両をまだ選んでいない人がいるのならよく考えることだ、KV-4は新規車両で確かに魅力的であるが、乗員構成の互換性が低い、一度に多くの乗員を育成できるメリットはあるが、車両自体の使い勝手に若干の慣れが必要なのと搭乗員をそろえるのが面倒なのが嫌なところだ。

IS-5はIS-3やISシリーズに対して搭乗員の互換性があり、集団戦で主力になりうるIS-3の搭乗員を育成することができる。基本的な性能はIS-3に通じるものがあるが射撃性能については若干劣る。砲拡散がひどく移動中や砲塔旋回時はIS-3と比べると比較にならないくらいだ。機動力や装甲厚はあまり変わりはない。

IS-3の快適性を下げて代わりにクレジットボーナスをつけるようにしたのがIS-5といったところだ。貫通力や単発火力もほぼ据え置きだし、細かい差こそあれどランダム戦ではほとんど同じように使うことができるのが魅力だ。

Cheiftain/T95については物好きが乗るような車両かな。もとからイギリスツリー自体が車両数が少ないのもあるが、ツリーに対して課金戦車の量が多い。特にTier6のCromwell Bの存在が大きい、Tier6拠点戦でも主力として使える上にCromwellと同等レベルの車両性能を保持している。搭乗員の育成もTier6拠点で育成が簡単だ。一応FV4202というのもいるが、あれと比べればCheiftain/T95のほうがいい。

ただTier8課金戦車としてみればそこそこいい戦車に思える。貫通力やDPMもそこそこで、機動力についてもまぁ悪くはない。ただ後退速度が遅いのは乗るときに気を付けてほしい点だ。ハルダウン中に見つかった時にSPGの回避運動がし辛くなる。そして特筆すべき点は砲弾の弾速だ、記憶が確かであればゲーム中?Tier中?最も早い弾速を持っているはずだ。そのため偏差射撃がしやすく、遠距離の移動中目標に対して砲弾を当てやすい。

 

おすすめ度として「IS-5 > Cheiftain/T95 > KV-4 Klsk」の順かな、やはりIS-3の育成車両としても役立ち、重戦車としてみてもTierに対して劣っているとは思えない。格上に対しては若干戦いにくいところがあるがそれでも何とか対抗はできる。

Cheiftain/T95は見た目が格好いいから持っていてもいいだろう。KV-4は最初に書いた通り搭乗員の互換性が低いからあまりお勧めはできない。

まぁもうほとんどの人が車両を選んだだろうから、まだ選んでいない人は自分の持っている車両と、いまどれが必要なのかをよく選んで取得してくれ。

 

ハルダウンの目安

CW中とか、ランダム戦でもハルダウンを指示されたりハルダウンをしたいって時があるだろうが、簡単なハルダウンが出来ている人も多いが、やはりそれでも不完全な事が多い。車体が出ているだけならまだ救いはあるが、履帯が出てる日には目も当てられない。

ハルダウンの語源は元は海軍系の用語らしいが、なんやかんやあって陸系にも使われるようになったらしいな。それはさておき戦車的に言うと砲塔だけが敵から視認できるような位置につき、車体を隠して戦うというスタイルだ。WoTでは自分の生存性と地形の有利を活かすために必須とも言えるテクニックだが、意外に出来ていない人も多い。肝心なのは車体を隠すことで、敵から視認できる箇所を少なくしたり、硬い砲塔を活かし、一方的に打ち続ける状態を作ったりとその用途は広い。

 

例えばIS-3なんかは俯角がそれほど取れなくてT32よりハルダウンが苦手とか言ってる人も居るが実際はT32並のハルダウン力を持っているのだ、単純にハルダウン出来る地形が若干T32より少ないというだけであっていかなる車輌でもハルダウンができるし、IS-3のハルダウンは非常に強力だ。

 

じゃあ動やったらハルダウンを上手く出来てるのかってのがわかるの?っていうのは、スナイパーモードを使えば非常に分かりやすい。

この状態は完全にハルダウンができている状態になる。三人称視点では若干ハルダウンできてるがわかりづらいが、スナイパーモードで見ればしっかりとハルダウンができているのがわかる。相手から見ても砲塔しか出ておらず、この状態のIS-3を貫通させるのは難しい。

そんな時にも運頼みだったり安心しきって動かない相手に対してはショットトラップというのが狙える場合がある。ハルダウン相手に対して榴弾と貫通力意外で唯一対抗できる手段で、まぁそうそう狙えるもんじゃないが覚えておいて損はない。

 

図解するとこんな感じ、絵心がなくてすまんな。砲塔とか防盾とかでわざと跳弾させて装甲厚の薄い車体天板へ意図的に砲弾を誘導し、貫通させるというのがショットトラップだ。もちろん意図的に狙うっていうのはリスキーだし、ショットトラップになればいいかな程度で撃つのは有りだ。

サンプル.png

上の図は極端な例だが、一個前のSSを見てもらえば分かる通り実際に撃てば貫通する可能性はある。

さて話を戻してだ、SSを見てもらえばわかるとおりに俯角が取れなくても大きな稜線がなかったとしても自分の車体を隠せるだけの地形があればハルダウンは可能だ、俯角がない=ハルダウンが出来ないではなく、俯角がない戦車でハルダウンが出来ていないが正しい。

稜線がなくても坂道を使って俯角を補い、比較的ハルダウンに近い形を作ったり、車体は少し出ているが貫通させづらいような出し方などそれぞれの地形に合ったハルダウンの仕方を身に付けることが大事だ。

ランダム戦とかで異常なまでに粘り強く戦ってるような重戦車や中戦車が居た場合はこういった小さな地形の使い方がうまいプレイヤーだと思って、リプレイなどでその人の動きを確認してみるといいだろう。近くによってみるとかもいいかもね。

地形を活かせるようになれば格上戦車に対しても自分の有利な状況で戦うことが出来たり、少ない枚数で多くの枚数を相手することが出来るようになる。重戦車は単純な装甲厚だけでなく、こういったハルダウンを使うことでもっと有利に戦えるようにすれば集団戦やフレンドの間でも信頼できる重戦車乗りになることが出来るぞ。

 

Maus 100戦終了

わからない、全然わからない。うまい使い方が…いろいろ試してみたんだがどれもこれも何かを捨てなければならなくて、どれも得手不得手がある感じがした。

最終的にはこんな感じの戦績となった。ダメージが出せていないのはまぁ…察してくれ、火力についてMausに期待するような人は多くないだろうし、別にMausに関しては元からあまりダメージが出せるとは思っては居なかった。

代わりにアシストの平均が他の重戦車より多くなった、50戦目あたりから拡張パーツを別なものに変えてから伸びが良くなったし、もしかしたらMausはこういう使い方なんじゃないかってすら思えてきた。

基本的には弾受け役と強行突破係として戦場では戦っていた、初め50戦位は拡張パーツを「ラマー/換気扇/内張り装甲特大」にして、戦闘力を重視したようにしていたが、装填時間が若干早くなったからといって素の火力が大したものではない以上別なところを伸ばすほうが良いと思えたのだ。

人によって使い方は異なってくるだろうが、私的にMausとしての役割を最低限果たそうと思うのであれば拡張パーツは「換気扇/レンズ皮膜/内張り装甲特大」あたりじゃないかと思う。

敵の弾を受けながら前進する以上は味方より前に出ていることが多くある、その時に敵の駆逐戦車や中戦車などの後方に配置されている敵車輌を発見することができれば、Mausが受けるダメージ以上に味方がダメージを与えてくれる可能性は増える。その結果Mausの耐久値3000をフルに使ったとしても、それ以上のダメージを与えることができれば、Mausの役割としては十分なものなんじゃないかな。

Tier10の重戦車の殆どは初期から視界が400mもあるが、Mausについてはラマーやスタビライザーが不要に近いので、拡張パーツを用いて視界を広げるという選択肢が増えている。搭乗員スキルの戦友と無線手の状況判断、拡張パーツの換気扇とレンズ皮膜を搭載することでMausの視界は470以上になる。並のMT並に広い視界に加え、高い防御力を用いて相手との距離を詰めて、最終的には駆逐戦車や隠れている中戦車を発見し味方に撃ってもらう。

これが私の50戦以降のMausの戦い方だった。まぁ悪くはないんじゃないかって個人的には思うが、やっていて爽快感のあるものではない。