さて、いよいよVer9.17.1の到来だ。長らく待ったり地道にデータのみを公開されていただけあって皆も心待ちにしていたに違いない。今回のアップデートは特にドイツ戦車を多く持つプレイヤーにとっては非常に実りのあるアップデートとなった。
パッチノートはこちら
【http://worldoftanks.asia/ja/news/announcements/update-917-1/】
まぁパッチノートの内容については以前も紹介していたとおりだが一部追加されているようなされていないような部分もあるのでそこだけピックアップしておこう。
- Maus
- 耐久値を変更: 3,000 → 3,200
- VK 45.02 (P) Ausf. B
- 改良砲塔正面の装甲厚を変更: 252 → 265 mm
- VK 30.02 (M)
- 車体前面上部の装甲厚を増加: 60 → 85 mm.
- 車体前面下部の装甲厚を変更: 60 → 50 mm.
- E 50 Ausf. M
- 車体前面下部装甲厚を変更: 100 → 120 mm
気づいたところだとこんな感じかな、MausのHPがまだ上がるのかと思うところだが、さり気なくVKBの砲塔正面が固くなっているのも面白いところだ。VKMは車体下部が薄くなる代わりに車体上面が厚くなっている。この影響で車体正面上部は130mmクラスの防御力を発揮するようになった。E50Mは車体下部が増厚され約200mmほどの厚みとなった。
そいで新規追加のVK100PとMauschenなどなど、まずはVK100Pから。
一覧はこんな感じ。そんでそれぞれの厚みはおおよそで下記の通り。
- 車体正面上部 :260 ~ 290mm
- 車体正面下部 :170 ~ 190mm
- 車体側面上部 :130mm
- 車体側面下部 :100mm + 100mm(SP) + 40mm(SP)
- 車体背面上部 :40mm + 80mm(SP)
- 車体背面下部 :120mm
- 砲塔正面 :230 ~ 280mm
- 砲塔正面(傾斜部):400mm ~
- 砲塔側面(前部) :180mm ~ 200mm
- 砲塔側面(後部) :175mm
- 砲塔背面 :140mm
- キューポラ(正面):220 ~ 270mm
- キューポラ(側面):170 ~ 240mm
- キューポラ(背面):170 ~ 200mm
- ターレットリング :230 ~ 280mm
さて、総評だが硬い!以上、説明不要というレベルで硬いな。もちろんキューポラという弱点を抱えるものの、そのキューポラですら最低220mmあり格下からは貫通が望めない箇所だ。車体正面については弱点と呼べる箇所が少なく、車体下部も180mmほどあるのでこれまた格下じゃ厳しい。
同格であるならば正面からの撃ち合いはそれなりに撃ち合うことこそできるが、こいつのもっと厄介なところは砲の性能にもある。
- 砲弾口径:128mm
- 貫通力 :220/260/65
- 精度 :0.4
- 収束 :2.7秒
- ダメージ:440/440/630
- 再装填 :12.5秒前後
128mmだが単発火力が若干低く設定されている。が、それでも440と同Tierトップの火力を誇る。再装填に掛かる速度もIS3より若干遅い程度で、単発火力を考えれば上場だ、照準速度も高く、精度も同等。おそらく移動時/車体旋回時などの砲拡散がひどくなっているところで釣り合いを保っているんだろう。
耐久値が1700と非常に高く、基本的な車体性能はTier8でも高水準にまとめられている。視界も400mもあり、載せるものを乗せれば皮膜なしで445mを超える視界を手に入れることができる。
IS-3とカタログスペックで比較したものを載せておこう、拡張パーツ「ラマー/換気扇/スタビライザー」で食料を搭載、スキルは前部取得してあるものとして比較してある。
火力は前記したとおり単発火力に優れており、DPMはIS-3と実質同等となっている。
耐久値が高く素の装甲厚が高い。
視界は皮膜を載せずに460mまで伸ばすことができ、おそらく同ティアの中でもかなり長い部類に入る。
そして機動性、最高速こそ20kmだが、それなりの馬力を持つエンジンを与えられており平地でも20kmの維持は可能だ、加速は良いが最高速で非常に劣るため初動の動きには要注意だ。
とりあえず乗ってきたときのもの、Mバッチは6試合で2回回収できた。
まぁ~すごく楽しい戦車という一旦の評価とさせてもらおう。