戦場の虎 完遂

偉そうに語っておきながら2週間方以上放置するとは何様だと言いたいだろう、本当に申し訳ございませんでしたァ!それはさておきCWが終わった。軽い振り返りと感想を出しておこう。ちなみに報酬車両はもちろんObject.907ではないT95/FV4201 Chieftainを取得する予定だ。Object.907を所持していない諸君は特殊な事情を除きObject.907を取得することをお勧めしよう。あれは今後の、いや既にメタになっている車両だからな。

https://worldoftanks.asia/ja/news/clan-wars/soldiers-of-fortune-announcement/

年始から開始されると噂されていたがその実1月末からの開始でその点は安心していたが、やはり内容は過密スケジュールだったようだ。毎度のことながらCW運営に関わる事の無いこの身だが、どのクランでも運営は禿げ上がるらしい。

今回のCWでは車両の獲得は無事に済ませた、今回CROWNにお邪魔させてもらったが彼らがCWイベで常に1位に居続ける理由というのがなんとなく体感でわかった。その理由は後程語るとしてまずは管理組と指揮組の人たちに感謝を、ありがとう。そしてお疲れ様でした。

 

Tier10主体のCWとなったわけだが、普段のCWからは一つまた主流が変わったようだ。それは時間の経過によるものでもあるし、新マップや時代の流れのメタ的なところもあると考えている。

今回CWで多用された車両は以下の通りだ

【大量にPickされた車両達】

Object.277 / Object.907(Object.140)/ WZ-111 model 5A / Object.260

【Pick率は高いが数は少ない車両達】

T100-LT / S.Conqueror / Type5Heavy / IS-7 / Bat 25t / Object.430U / AMX50B / T57Heavy / Maus / VK72.01K / Strv 103.B / T92HMC  / CGC / G.W.E100

指揮官の傾向にもよるが、大量Pickされた車両達の中にはObject.260 / Object.907という特別枠の車両もある。しかし、これは代用されてPickされるわけではなく、戦闘の主体となるべくPickされる場合が殆どだ。

パーソナルミッションの難易度緩和によりObject.260は比較的入手しやすくなったものの、それでもサーバー全体での所有率はObject.907より低い。Object.907はCWが起こるたびに増えていくが未所有のプレイヤーはまだまだ存在する。

しかし、なぜこのようなことが起こっているのか。まぁ単にこれらの車両が強いというのもあるが、相手が使ってきた場合にこれに対するカウンターとなり得るのが同車両といういわゆる相手が使ってきたらこっちも使わないと対抗し辛い現象だ。そしてそれらの車両の代替としてObject.277、WZ-111 model 5A Object.140があるという、もはや手段と目的が逆転したような車両バランスになりつつある。

 

特に今回のCWでは機動的なタクティクスが多く採用されており、順々に詰めてくタクや、重戦車の重みでひき潰すようなタクは滅多に見られなくなった。もちろんまだそのようなタクティクスを採用しているクランもあるが、時代の流れ的には厚い皮膚より早い脚、になったわけだな。これはある意味では戦争の形態の変化と似たように、時代と車両に合わせた戦術の変化と言えるだろう。

今後は通常CW・進撃戦共にこの最新と呼べる戦術に引っ張られるように流行は変わっていく、我々はそれに合わせた車両や意識を持たなくてはならないだろう。

 

CROWNは統制された管理体制と指揮系統。加えて多種多様な車両の保持と兵士の高い技量。外人部隊の採用によるタイムテーブルを選ばぬ幅広い戦闘時間帯。要は、長い時間、多数の戦闘をこなし、それでいて圧倒的物量の継戦能力を備えながら兵士の質と装備は一級品を揃えられる。正に大手クランと言って差し支えのないクランと言えるだろう。

あのクランに対抗するのであれば、他のクランは意識を改めなくてはならないだろうな、分離・再統合を繰り返しまばらに散ってしまった熟練の兵士を一か所に集めその元で一通り操舵・戦闘が行える兵士を徴用する。それこそまさにただの分離・再統合ではなく計画的な再統合が必要だ。

それに、育成しつつ勝利を収めるなどと言う夢物語は、そこらへんの凡俗では不可能なことだ。無理なんだよ。現にCROWNでは育成こそすれどそれは一からではなくある程度の積み上げがあってこその育成だ。そこらへんの中小クランが抱えている戦力にもならないプレイヤーを一から育てる手間はとっていない。育成するならば育成するで、それ専用の機関に投げ入れなければ労力に見合った労働力は得られない。

まぁそのためにあるクラン、いやPTA-Sはあるはずなのだが今回のCWではそれも疑問に持たなくてはならなくなった。CROWN派遣組は問題なく(技量的には問題は多少あったが)CWを完遂した。しかし、他クランに派遣された兵員はなにやら風の噂によればあまり役に立たなかったらしい。講師要員としては耳の痛い話だが残念ながらまともに講師として活動したのは12月半ばからだ。たった1か月では育ち切るものも育ち切らない。

 

育成の方針も誤っていた、一対多で育成できる能力というのには限度がある。もちろん一対一でも限度というものはあるが、一対多よりは随分よい。一対多で育成できるのはせいぜい3人~4人がいいところだ、それ以上は見切れない。

Tier6拠点戦を使った育成はHA03でその効果を実証済みだ、私を指揮官として立て、熟練を2~3名混ぜ、残りに新兵枠を取る。こうすることである程度の統制が取れながらも新兵を育成できるという体制が出来上がる。まぁその結果として2017年の活動記録によればTier6拠点戦の勝率は80%を超えていた。そしてHA03で育成された人材は現在ではCROWNの管理部としてCWで活躍している。どうだすごいだろう()

 

まぁ話は逸れたがここから先は本格的隠居を決め込むつもりだ、老兵は先頭に立つべきではないのでね。PTA-Sで育成を続けていくのかはわからないが、まだWoT界を支える気構えでいることは覚えておいてほしい。